不登校youtuberのゆたぼんと2ちゃんねるの開設者のひろゆきさんがtwitterで論争を繰り広げていることが話題となっています。
この舌戦は二人の間だけに留まらず、脳科学者の茂木健一郎さんや「NHK受信料を支払わない方法を教える党」の立花代表も巻き込んで混迷の様相を呈しています。
今回は、このゆたぽんとひろゆきさんのtwitterでの大論争について経緯をまとめました。
ゆたぽんとひろゆきのtwitter論争の経緯
発端となったのはゆたぼんが2021年4月7日にyoutubeに投稿した「中学校へ行くかについて」という動画。
動画内でゆたぼんは、制服着用の義務や『生徒心得』に書いてある「まゆ剃りや化粧の禁止」といった校則について「やってられるかー!」と反発し、制服を買う気がないことや中学校には一切行かないことを話しました。
この動画の内容が大手メディアなどによって拡散されると、沢山の人の関心を引き大きな反響を呼びました。
脳科学者の茂木健一郎さんや、「夜回り先生」こと教育評論家の水谷修さんは肯定的な見解を示し、
youtuberのシバターさんは自らのチャンネルに投稿した動画で、「小中高でできた友達は、一生の友達になる可能性を秘めている」と中学校へ行くことを促しました。
そして、特に強く反応したのが2ちゃんねるの開設者で知られるひろゆきさんでした。
ひろゆきが猛批判、ゆたぽんも反撃
4月10日にひろゆきさんはtwitterに、「子供に教育を受けさせる義務を放棄している親には罰則が必要」とゆたぼんのお父さんである心理カウンセラーの中村幸也さんを批判する内容を投稿しました。
この時はまだゆたぼん本人に関しては、「子供は被害者なので責めるべきではない」と言っていました。

ここからひろゆきさんと中村さんの間で反論合戦が始まります。
ひろゆきさんに名指しで批判された中村さんは、同じ日に反論する内容をtwitterに投稿しました。

ここで言っている義務教育の「義務」の意味合いについてゆたぼんは動画で頻繁に話していて、お父さんから教わったことがこのツイートから見て取れます。
ひろゆきさんは今度はホームスクーリングの効果に疑問を呈します。

このツイートに対する中村さんの反論。

そして、ひろゆきさん。


ゆたぼんは中学校へ通うことに非合理を感じ中学へは行かないことを選択し、中村さんもホームスクーリングには義務教育にはないメリットがあることを言っていることに対し、ゆろゆきさんは中学校での勉強時間を持ち出してゆたぼんが家での勉強時間にこだわり、若干かみ合わなくなってきました。
なかむらさんは辟易したのか、煽っているかのような文面で反論しています。

たしかに、ハナから否定的な態度で来ている人に真面目に答えるのがバカバカしく思える気持ちは少し理解できます。
ひろゆきさんも、論点がズレて来た事に気づいたのか、「親の義務の放棄が社会に悪影響を及ぼす」と、最初の投稿の「義務を放棄する親に罰則を与えたい」という旨に繋がる内容の投稿をしました。

ここまでで、ひろゆきさんとゆたぼんのお父さんの中村幸也さんの直接的な応酬は終わりました。
ゆたぼん永田町に登場
4月11日の最後のひろゆきさんの投稿後、しばらくは両者の間で表立った応酬はなくこのまま幕を引くのかと思われていましたが、23日になって突然ゆたぼん本人がひろゆきさんを猛批判しました。
それも、twitterやyoutubeではなく永田町からだったため世間は大変驚きました。

この日、ゆたぼんはお父さんの中村さんと一緒に一般傍聴席で会見を聴いていたのですが、N国党の立花代表から名前を呼ばれると登壇し、立花代表との間で
立花代表「ひろゆきに言いたいことある?」
ゆたぼん「本当クソだなと思う」
立花代表「お父さんに不登校を教養されていないよね?」
ゆたぼん「されていない。妹たちは学校に言っている」
というような、やりとりを交わしました。
このことを報道で知ったひろゆきさんはその日のうちにtwitterにゆたぼんを憐れむような内容を投稿しました。

また、中村さんも、ひろゆきさんが多額の賠償責任から逃げていることを批判するツイートを投稿しました。

賠償責任から逃げていること持ち出し泥沼の様相
ゆたぼんのひろゆきさんへの批判はさらに続き、25日にはyoutubeでも展開されました。
N国の立花代表と撮影したこの動画でゆたぼんは、ひろゆきさんが2ちゃんねる管理人時代に損害賠償請求で敗訴し巨額の賠償金を抱えながら支払いを拒否し続けていることを挙げ、
「親はクズだとか、学校行けとか言われるが、なんで裁判に負けて、4億円払わないのに俺に言ってくるのか」
と、ひろゆきさんを猛批判しました。
これに対してひろゆきさんは、「民事と刑事の区別もわからない感じなのかな?」と皮肉を交えたツイートを投稿。

さらに、「それを言い出したら発言資格がないのはそっちも同じだ」、とばかりにゆたぼんのお父さんの中村さんの経歴を載せて反論しました。

自分の過去の非行を持ち出された中村さんは、当時のことを反省し罪を償いをしたことを説明。

さらに、以前にひろゆきさんが言っていた「日本語が不自由なのか?」という言葉を使い、こちらも皮肉を込めた批判をしました。

ゆたぼんとひろゆきのtwitter論争 まとめ
ゆたぼんやゆたぼんのお父さんである中村幸也さんとひろゆきさんの間で起こっている大論争をまとめました。
大変世間の注目を集めているこの話題、連日のように多くの人がゆたぼんの教育方針を巡ってコメントを出しており、まだまだ収束する様子はありません。
また両者の間で何かしらやり取りがあったらその都度お伝えしたいと思います。